山下敦弘とは何者か、映画監督としての代表作とプロフィールを詳しく紹介する記事

Nobuhiro Yamashita, Film Director

山下敦弘とは ― 映画監督としてのプロフィール

山下敦弘(やました のぶひろ)は、日本の映画監督である。この記事では、山下敦弘という映画監督がどのような人物なのか、生年月日や出身地、映像作家としての歩みを中心に、プロフィールと代表作をまとめて紹介する。山下敦弘は学生時代から自主映画の製作にたずさわり、その後長編映画の監督としてキャリアを重ねてきた人物であり、竹下玲奈が出演した映画『実験4号』(2008年)の監督でもある。竹下玲奈自身のプロフィールや経歴の詳細はトップページで紹介しているが、ここでは山下敦弘という映画監督自身に焦点を当て、その代表作や経歴を掘り下げていく。

山下敦弘の経歴 ― 自主映画から映画監督デビューまで

山下敦弘は1976年8月29日、愛知県半田市に生まれた。愛知県立阿久比高等学校の在学中から自主映画の製作を始め、その後大阪芸術大学芸術学部映像学科に進学し、映像制作を本格的に学んだ。在学中に手がけた卒業制作『どんてん生活』(1999年)は完成後に国際映画祭に出品され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門でグランプリを受賞した。この受賞が、山下敦弘が映画監督として本格的に活動していく大きなきっかけのひとつになったとみられる。

その後、山下敦弘は2005年公開の映画『リンダ リンダ リンダ』で広く知られるようになった。文化祭でロックバンドを組む女子高校生たちの姿を描いたこの作品は、山下敦弘の名を一般に知らしめた代表作のひとつとされている。以降も自主映画出身らしい、等身大の人物描写を得意とする映画監督として、山下敦弘は数多くの長編映画を手がけてきた。

山下敦弘の映画 代表作を年表で振り返る

以下では、山下敦弘がこれまでに監督した映画の代表作を、公開年ごとに年表形式で振り返る。山下敦弘の映画は青春ものから文芸作品の映画化まで幅広いジャンルにわたっており、その広がりからも山下敦弘という映画監督の作家性がうかがえる。

山下敦弘と竹下玲奈の実験4号への出演について

竹下玲奈は、映画『ギラ』(2004年)、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(2007年)に続いて、山下敦弘が監督した映画『実験4号』(2008年)に出演している。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』では大学時代の彼女役を演じており、詳しくは東京タワー映画とはのページで紹介している。竹下玲奈の出演作品全体については出演作品・ギャラリーページでまとめて確認できる。

Born 1976年8月29日
Birthplace 愛知県半田市
Education 大阪芸術大学 映像学科
竹下玲奈との関わり 『実験4号』(2008)監督

山下敦弘の映画 代表作年表

山下敦弘がこれまでに監督した映画を、確認できる範囲で公開年順に整理した。作品によっては制作年と公開年が異なる場合や、正確な時期が明らかになっていないものもあるため、判明している範囲での目安として参照してほしい。

脚本用紙とディレクターズ・ファインダー、フィルム缶を配した映画製作を思わせる静物
1999

どんてん生活

山下敦弘が大阪芸術大学在学中に手がけた卒業制作である。完成後に国際映画祭に出品され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門でグランプリを受賞した。

2005

リンダ リンダ リンダ

文化祭でロックバンドを組む女子高校生たちを描いた青春映画で、山下敦弘の名を広く知らしめた代表作のひとつである。第79回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画の第6位に選ばれている。

2007

松ヶ根乱射事件

1990年代初頭の小さな田舎町を舞台にした作品で、2007年に公開された。製作年は公開前年の2006年である。

2007

天然コケッコー

島根県浜田市周辺をモデルにした山間の過疎村を舞台にした青春映画で、2007年に公開された。この作品で山下敦弘は第32回報知映画賞の監督賞を受賞しており、第81回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画の第2位に選ばれている。

2008

実験4号

小説家・伊坂幸太郎とのコラボレーションで制作された短編映画で、バンド「ザ・ピーズ」の同名の楽曲をモチーフにしている。竹下玲奈が出演した作品であり、詳しい出演作品は出演作品・ギャラリーページで紹介している。

2011

マイ・バック・ページ

評論家・川本三郎の回想録を原作とし、1960年代末から1970年代初頭(1969年〜1972年頃)を舞台にした作品で、第85回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画の第9位に選ばれている。

2012

苦役列車

西村賢太による第144回芥川賞受賞作を原作とする作品で、2012年に公開された。第86回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画の第5位に選ばれている。

2013

もらとりあむタマ子

甲府の実家を舞台にした作品で、2013年に公開された。

2015

味園ユニバース

大阪・千日前に実在する味園ビルを舞台にした作品で、2015年に公開された。

2016

オーバー・フェンス

函館を舞台にした作品で、2016年に公開された。

2018

ハード・コア

漫画『ハード・コア 平成地獄ブラザーズ』(原作・狩撫麻礼、作画・いましろたかし)を実写映画化した作品で、2018年11月に公開された。

2023

1秒先の彼

台湾映画『1秒先の彼女』を、登場人物の男女を入れ替え京都を舞台にリメイクした作品で、2023年7月に公開された。脚本は宮藤官九郎が手がけている。

2024

カラオケ行こ!

和山やまの漫画を原作とする作品で、2024年1月に公開された。脚本は野木亜紀子が手がけている。

山下敦弘は映画だけでなく、テレビドラマの演出も手がけている。『深夜食堂』シリーズ(2009年-2016年)では複数のエピソードの演出を担当しており、同作は劇場版としても公開されている。テレビドラマと映画の両方で作風が発揮されている点も、山下敦弘という映画監督の特徴のひとつといえる。

受賞歴としては、卒業制作『どんてん生活』でのゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ、『天然コケッコー』での報知映画賞監督賞のほか、『リンダ リンダ リンダ』(第6位)、『天然コケッコー』(第2位)、『マイ・バック・ページ』(第9位)、『苦役列車』(第5位)がいずれもキネマ旬報ベスト・テンの日本映画部門で上位にランクインしている。これらの実績からも、山下敦弘が日本映画界で高く評価されてきた映画監督であることがうかがえる。ここで紹介した山下敦弘のプロフィールや代表作は現時点で確認できている情報をもとにまとめたものであり、山下敦弘の経歴の全体を網羅するものではない。竹下玲奈自身のプロフィールや経歴についてはトップページで、出演作品については出演作品・ギャラリーページで、それぞれ詳しく紹介している。

よくある質問

山下敦弘とはどんな人物ですか?

山下敦弘は、日本の映画監督である。愛知県半田市出身で、大阪芸術大学芸術学部映像学科を卒業している。学生時代から自主映画の製作に取り組み、『どんてん生活』『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』などの作品で知られる映画監督である。

山下敦弘の代表作にはどんな映画がありますか?

『リンダ リンダ リンダ』(2005年)、『天然コケッコー』(2007年)、『マイ・バック・ページ』(2011年)、『苦役列車』(2012年)などが代表作として挙げられる。竹下玲奈が出演した『実験4号』(2008年)も山下敦弘の監督作品のひとつである。

山下敦弘はどんな賞を受賞していますか?

卒業制作『どんてん生活』でゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門グランプリを、『天然コケッコー』で第32回報知映画賞の監督賞を受賞している。

山下敦弘と竹下玲奈にはどんな関わりがありますか?

山下敦弘が監督した映画『実験4号』(2008年)に竹下玲奈が出演している。竹下玲奈はそれ以前にも映画『ギラ』(2004年)と『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(2007年)に出演している。竹下玲奈の出演作品については出演作品・ギャラリーページで紹介している。

山下敦弘の出身地や経歴について教えてください。

1976年8月29日に愛知県半田市で生まれた。愛知県立阿久比高等学校の在学中から自主映画を製作し、大阪芸術大学芸術学部映像学科で映像制作を学んだ。